「お、ねだん以上。」のニトリがさりげなく提供している、地味すぎる「うっかりさん向け検索サービス」に感動!
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こんにちは。てけです。
今日は、訳あって錦糸町に行ってきました。
錦糸町…かつてはあまり行かない町だったのですが、「すみだ北斎美術館」や、江戸切子などの日本の伝統工芸や伝統文化が根強く生きている場所であることに気づいてから、ちょこちょこ足を伸ばしています。
早めの仕事終わりの休憩がてら、「すみだ珈琲」さんに立ち寄りました。
濃厚なカフェオレと、どっしりと重厚感のある定番のチーズケーキ (下写真) をパクつきながら、本を読んで過ごしました。外は本当に寒いし風が強いし散々だったのですが、中は本当に暖かく、木をふんだんに使ったインテリアに囲まれて、体も心も癒されました。
(「すみだ珈琲」さんの記事は、また後で書きますね。)
さて、本題に入ります。
この日、僕は「すみだ珈琲」さんの向かいにある「olinas - オリナス」というショッピングモールにある、ニトリに入りました。もともとニトリに行く予定はなかったのですが、たまたま見かけて、いくつかほしい家具があったことを思い出し、見て帰ろうと思いました。
結果として、すごくいいものが、比較的安い値段で売っていたので、これはいいと思い、買って帰ろうとしたのですが、そこで気づいたのです…。
(´・ω・`).oO(「あっ、ポイントカードを忘れた…。」)
僕はニトリにほとんど行かなかったので、ポイントカードを家に置きっぱなしでした。でも、買いたい家具はデザインが一つ一つ違っているおしゃれな感じのもので、「家に帰ってまた来たら確実に売り切れてるな。」と確信しました。「これはもう買うしかない。数円のキャッシュバックは小さいもの、無視だ無視!買っちゃえ!」と半ばやけくそになり、勢いでレジに向かい、レジ係に、「お願いします。」と言いました。
レジ係の人: 「ポイントカードはお持ちですか?」
僕: 「(´д`).oO(ああ、こんな時に限って持ってないんだよなあ…) すみません。持ってないです。」
レジ係の人: 「お持ちでないですか?では、過去に作られたことはありますか?」
僕: 「( ゚д゚).oO(アレ?なんだこの展開…?) 過去には作っています。今持ってないだけなんですよ。」
レジ係の人: 「承知しました。では登録時の電話番号と生年月日をこちらに記入していただけませんでしょうか。検索できますので!当たったら、ポイントつけますよ!」
僕: 「Σ(*・д・*).oO(マジで!?) できるんですか?素晴らしいですね!ぜひお願いします。」
このサービス、本当にさりげなく提供されたので、さらっとサービスを受けてしまいがちなのですが、とても画期的なことだと思います。少なくとも、僕は、今までポイントカードを忘れた時に、検索してポイントをつけてもらえた試しがなかったので、本当に感激しました。
なお、検索してもらったら、バッチリヒット!ポイントがつきました。
「お、ねだん以上。」のキャッチコピーからは、「ニトリは値段だけでなく商品の質にもこだわっています!」というメッセージを連想しがちです。しかし、実際は、商品だけでなく、このような消費者の、「緊急ではないけれど重要なニーズ」を汲み取って様々なサービスに反映しているところも、キャッチコピーに秘められているのかもしれません。すごく感動しました!
ありがとう!ニトリ!
でも、同時に僕の闇の人格が、こう語りかけてきました。
Ψ(`∀´)Ψ「えっ?じゃあ、もうニトリには、ポイントカード持ってこなくてもよくね?」
こういうことはしてはいけません!よいこのみんなは、ニトリにはちゃんと、ポイントカードを持って来ましょう!
そんなこんなで、皆さん、ニトリで買い物する時に、ポイントカードを忘れても大丈夫です。検索してIDを見つけてくれますよ。店舗にもよるかもしれませんが、「登録時の電話番号と誕生日」を覚えておけば大丈夫 (のはず) です!
ああ、外は寒いけど、心はほっこり温まった1日だったなあ…。