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東京都ブランド "&TOKYO" の宣伝に見える、人種差別の危ない兆候 - Global&TOKYOへ向けて!

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出典: &TOKYO Logo Generator

 

こんにちは。てけです。

 

"&TOKYO" という東京都発のブランドを、皆さんご存知でしょうか。2020年の東京オリンピックに向けて、「東京が作り出すつながりを "&" でつなげて、東京はさまざまな価値と出会い、つながることで、新しい楽しさを作り出す街」であることをアピールしているようです。

「& TOKYO 」の、「&」が表しているものは、東京がつくりだすたくさんの「つながり」です。東京はさまざまな価値と出会い、つながることで、新しい楽しさをつくりだす街であるという意味を込めました。このロゴは、「&」の前に「 東京の魅力を語るモノやコトの名前」を自由に置くことで1つの言葉となり、「伝統と革新が交差しながら、常に新しいスタイルを生み出すことで、多様な楽しさを約束する街」というブランドコンセプトを世界に発信する役割を果たします。東京の街のさまざまな場面で、さまざまな東京ブランド「ロゴ」が皆さんをお迎えします。

andtokyo.jp

 

僕は最初このコンセプトを見たときに、「おお、夢もあるし、拡げがいもあってかっこいいかも…。」と思いました。が、その瞬間に、「アレ?このロゴどこかで見たことあるような…。」と思い、記憶を手繰り寄せて見たところ、ある外資系コンサルティング会社のロゴにそっくりであることがわかりました。フォントとかは違うので、丸かぶりではないですが、ロゴコンセプトも似ているし、大丈夫なのか少し心配です。

 

灰色の文字で記載されているURLの脇にある、丸に&が囲まれているロゴがそっくりなのです。↓

www.strategyand.pwc.com

 

まあそれはさておき、今回は、そのウェブサイトの中で公開されている動画について、思うことをお話ししたいと思います。

 

皆さんは、これらの動画をご覧になったことはありませんでしょうか。


東京ブランド イメージムービー(男女編)

 


東京ブランド イメージムービー(男性編)

 


東京ブランド イメージムービー(女性編)

 

どのムービーも、東京の魅力を凝縮していると思います。しかし、どうしても気になる点が一点あります。それは…

 

なぜ白人ばかり出しているのだろうか

 

ということです。

 

僕は、もう少し多様性に富む人種の方を、出して欲しかったというのが印象です。外国人=白人ではありません。もっとさまざまな人種の方が動画には出た方が良かったのではないかと思います。白人以外の人種でも、ハンサムな人、綺麗な人はたくさんいます。僕はアジア人ですが、アメリカの映画でアジア人が変な役を与えられていたりするとあまりいい気分はしません。白人をメインにして、その他の人種を脇役にしたり、ほとんど採用しないのは、あまり良くないのではないかと思います。

 

「人種差別をしない」ということがどれだけ難しいかは、外国に住んでみて初めてわかります。僕は、日本人はまだ人種差別に晒された経験があまりない人が多いせいか、日本に来られる外国人に対して知らず識らずのうちに差別をしている人が多いように思います。例えば、以下のように外国人を日本人とは別とみなしてしまう差別:

 

外国人がどのような言語を話すかがわからないのに、英語で話しかける

 

外国人が日本語で話しかけているのに、英語で返す

 

外国人に対して、箸が使えないと決めつけて、フォークやスプーンを出す

 

外国人を、じっと見続けてしまう

 

や、外国人を必要以上に良い人たちとみなしてしまう差別:

 

外国人であるだけですぐにホイホイとついていってしまう

 

外国人であるというだけで、SNSのアカウントを教えてしまう

 

外国人 (特に白人) だと、危なげな人や、日本人では絶対にありえないような人でも付き合ってしまう

 

などが挙げられます。

 

このようなことは、日本に来ている外国人も感じているほか、日本で生まれ育った、外国人を親にもつ "外国系日本人" も、感じているようです。日本語のネイティブであるにもかかわらず (人によっては、親の母国語が話せない人もいます)、日本人は、アジア人かどうかで、日本語を話せるかどうかを決めつけてしまう傾向があるのです。

 

このことをはっきりと、以下の動画が示しています。この動画は、日本人が外国人に対して知らず識らずのうちにしてしまっていることを助実に映し出しています (多少の誇張はありますが…) 。外国の方を日本で案内することがあるのですが、本当に「あるある!」なんですよ。

 


But we're speaking Japanese! 日本語喋ってるんだけど

 

ちなみに、この動画の、正面から見て右側の列の真ん中に座っている、髭を生やした方は、「Ken Tanaka」さんだそうです。日本人として全く違和感がない名前なんですよね。これからは、外国人のような日本人、日本人のような外国人がより多くなってくることを意識していくことが大事ですよ!ということを伝えたいのです。

 

なお、ここの動画をご覧になった方に気づいていただきたいのが、「さまざまな人種の方が、動画に出て、同じ役割を引き受けている」ことです。人種に関わらず、皆同じだけの重要な役をしています。これ、大事なんですよ。

 

僕は、東京を真のグローバル都市にしてほしいという思いがあるんです。なので、東京都の方々に対しては、今後はさらに幅広い人種の方に、東京の宣伝を任せていただきたいなと思います。

 

 

<補足>

ところで、今回の記事は、日本を多民族国家と比べてお話ししていますが、逆のパターンも記事にしています。よかったら読んで見てください!おっ、と思うところがあれば嬉しいです。

 

 

arts-and-sciences-in-society.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

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