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メリハリの効いた時間管理のきっかけは、フレックス制度から?今までの経験からフレックス制度の利点をまとめてみた!

文化 ダイバーシティ

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photo credit: Henka69 Headphones via photopin (license)

 

こんにちは。てけです。

 

 

今回は、フレックス制度についてお話をしたいと思います。

 

…というのは、僕はもともと「毎日決まった時間にどこかに向かう」ことにどこか苦手意識があるので、着々と導入する偉業が増えているフレックス制度のいいところを書いてみたくなったためです。フレックス、良いよ。

 (ちなみにこの苦手意識は、時間を守ることそのものに対してはあまりなく、むしろ待ち合わせには30分くらい前に行ってしまうこともあります。なんかこう、「イベント感」があると張り切っちゃうんですよ。)

 

レックス制度とは?

レックス制度とは、決まった労働時間の範囲内であれば、出社時刻と退社時刻を自由に決められる制度です。労働時間の規定が日ベースであれば、一日の出社時刻と退社時刻のみしか決められませんが、労働時間が月ベースであれば、定められた労働時間を月初めから月終わりまでで達成すれば良いので、一日の労働時間も自由に決めることができます。

 

厚生労働省によれば、平成27年度には、1,000人以上の規模の企業の41.2 %、300〜999人以上の規模の企業の51.1 %、100〜299人以上の規模の企業の50.5 %、30〜99人以上の規模の企業の47.3 %に導入されています。企業全体のうち半分近くで導入されているようですね。随分浸透してきている印象です。

www.mhlw.go.jp

(注意: 厚生労働省の「フレックスタイム制度」は、僕の「フレックス制度」と定義が異なります。僕の「フレックス制度」は、厚生労働省の「変形労働時間制」に相当することに注意して頂ければと思います。)

 

コアありフレックス制度とコアレスフレックス制度

そして、フレックス制度はさらに大きく2種類に分かれます。一つは、コアありフレックス制度。もう一つは、コアレスフレックス制度です。

 

コアありフレックス制度は、例えば、「毎日7時間働いてください。そして、7時間のうち、11:00-15:00 (5時間) の間は会社にいてください」という制度で、簡単に言えば、「基本、会社にいてね。でも仕事の始まりと終わりはある程度柔軟に決めていいよ。」というものです。このとき、「基本、会社にいる時間」がコアタイムと呼ばれます。

 

そして、コアレスフレックス制度は、このコアがない制度、つまり、定められた労働時間を達成しさえすれば、毎日の労働時間をほぼ完全に自由に決められる制度です。ここで、「ほぼ完全に」というのは、例えば、「残業分を消化するための年休なしの休み」が取れるかどうかは、会社によってわからないからです。いくら労働時間が少ない日があって良いとしても、出社はしなければならない会社も多いと思います。なので、完全に従業員が、毎日の労働量を決められるわけではないのですが、私はすごくいい制度だと思います。

 

企業や従業員が真摯に導入を進めているならば、フレックス制度、好きです

私はフレックス制度が好きです。その理由は、「自由だから」です。

  • 平日に郵便局や役所に行けます。
  • 前日飲み過ぎても、職場には、より万全な体調で行けます。
  • 残業しなければならなくなっても、次の日の労働時間を短くできるので、思い切り残業できます。
  • 時差の大きな外国の友達に早朝や深夜に電話をしやすくなります。
  • 個人のリズムに沿った、柔軟性の高い労働の仕方ができます。夜型の方は朝ゆっくりと出社して、覚醒してくる夜に集中力のピークを迎えられるし、朝方の方は朝早く出社してさっさと仕事をして、夕方前には帰ることもできます。
  • 残業時間を抑えることで、残業代を節約できます。もし月の残業時間の上限が定められている会社であっても、上限を超過した残業代を別の日で消化すればいいだけなので、上司にとっても、本人にとってもいい結果になる可能性があります。

そのほかにも、利点はいろいろあります。僕が新卒で勤めた会社は、まさにコアレスフレックス制度を導入していたので、上にあげた利点を享受できる素晴らしい企業でした。安定して、楽に仕事をしていきたい方にとっては、本当にホワイト企業だったと思います。

 

しかし、これらのフレックス制度は、会社が本気で浸透させる努力をするのと同時に、従業員も全力でフレックス制度を利用しようとしなければ、うまく利益を享受できない制度でもあります。実際、僕が新卒で入社した企業はフレックスを利用しやすかったのですが、それでも、フレックスを積極的に利用していたのはあまり多くはなく、周りは定時に来て、遅くまで残業していた人が多かったように思います。

 

レックス制度で変わったこと

しかし、私は新入社員としての数ヶ月は、定時出社・退社の勤務の仕方をして、その後フレックス制度を利用するようにしたのですが、フレックス制度を利用し始めてから、3点、明らかに変わったことがありました。

 

まず、1つは「体調が良くなった」のです。

 

入社したての頃は、フレックス制度があろうがなかろうが、定時に出社をして仕事をしていました。その後、ある程度成果が出て来たところで、少しずつフレックス制度を利用し始めました。すると、日中の眠気がなくなりました。眠気や、定時に職場につかなければならない焦りがなくなると、職場に着いたらすべきことをより明確にイメージすることができるようになり、職場に着く時には気分はまるでアップを終えたスポーツ選手のようです。デスクに座った瞬間から、全力で仕事を始めることができました。

 

2つ目に、「本当に遅れてはいけない」ものに対する嗅覚を研ぎ澄ますことができました。

 

定時出社制度にも、従業員を管理しやすい利点があり、効率の良い労働体系だとは思いますが、一般的には定時になった瞬間に、修羅場になるような職場というのは、あまり多くはないのではないでしょうか。朝の30分から1時間程度を、特に目的もなく、のんびりと過ごしている方もいるのではないかと思います。その時間が悪いとは言いません。朝の1時間を大切な思考の時間や作業の時間として使っている方もいることは承知しています。しかし、皆がそうではないのです。ならば、朝ゆっくり来てもいいのではないかと思うのです。その代わり、ミーティングなど、遅れたら周りに直接迷惑がかかるものには遅れないように指導をすればいいと思います。

 

私の場合、出社時刻と退社時刻を自由に決められるようになった代わりに、ミーティングの時間などには敏感になりました。「出社時刻と退社時刻は自由にできるから、ミーティングには早めに行こう。時間を守ろう。」という意識が働いていました。メリハリが効くようになりました。

 

レックス制度を導入した企業があげる不便な点として、「従業員の時間管理がルーズになる」という点があります。しかし、「出社時刻と退社時刻は自由にしているのだから、ミーティングには遅れるな」というだけでも、改善はされるのではないかと思います。譲歩している条件と厳しい条件を同時に提示すれば、理解してくれる人も増えるのではないでしょうか。

 

さらに、現代ではラップトップから携帯電話まで支給され、ポータブルルーターまで支給している企業もあるので、従業員の時間管理も遠隔でできるのではないかとも思います。

 

加えて、3点目に、「定時に出社しようが、フレックスを利用して遅く出社しようが、退社時刻はあまり変わらないことに気がついた」ことがあります。

 

特に新入社員の立場では、周りよりも早く仕事を切り上げるのは、心理的に難しいのが日本の職場です。そのような職場で、定時に来ていれば、残業が日常化してしまいます。そうすれば、残業ありきで勤務スケジュールを組み、時間あたりの生産性を下げる人も出て来てしまうかもしれません。

 

しかし、フレックス制度で朝遅めに来ていれば、自分の定時に周りが残業上がりで帰り始めるということも起こりやすくなるため、結果として、自分にとっての定時で帰りやすくなり、結果として労働時間を短くすることが出来ました。

 

そんなわけで、僕はフレックス制度が好きですし、フレックス制度の元でこそより能力を発揮できると思っています。

 

レックス制度、バンザイ!

 

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